超電導マグネット

長方形テールには磁場方向が水平となるよう取り付けられたスプリットペアマグネットが含まれています。また、以下のような機能があります:

  • 4セットの光学窓が歪みなくマウントされている
  • 4.2(2.2)Kにおいて、7(8)Tあるいは10(11)Tから選択
  • 直径10mmの球上で0.6%の磁場均一性
  • 最大1 T / minの磁場掃引速度
  • 永続モードの安定性は0.01%/h以下
  • 100時間以上の液体ヘリウムの静止保持時間を誇り、LHeの蒸発が少ない

マグネットテールはマグネット周りのへリウム量を減らし、光アクセスを最大化するように設計されています。液体ヘリウムは、光路上には侵入しません。

試料温度と配線

標準温度可変インサート(VTI)により、1.5-300 Kの試料温度と直径25mmの試料空間が得られます。トップローディング方式により、システムが冷えていて、磁場がある状態でも試料を交換することができます。

  • 大きな試料スペース
    • インサートが改造され、定められた温度域でなら、直径30mmまでの試料の測定が可能
  • ヘリウム3低温オプション
    • HelioxTL。 このヘリウム3インサートは、標準的なインサートの代わりや、交換可能なユニットとして用いられ、4.5-80 Kの範囲で試料の温度変化が可能。インサートの交換は簡単で、わずか数時間。試料のスペースは、直径25mmのアクセスで、4ラジアルSpectrosil B光学窓が歪みなくマウントされている。サンプルロッドは、有線24ウェイフィッシャーコネクタつき

 

光学窓

特定の分光の用途に合わせてSpectromag に様々な光学窓を取り付けることができます

サンプルロッド

  • 標準的な試料ロッドでは、±15㎜での軸調整と軸垂直方向での360°回転が可能です。3電気(フィッシャー)10極のコネクタがあり、そのすべてがあらかじめ配線
  • 特殊なサンプルロッドは、縦軸と横軸の周りで試料の精密な動きを制御

コントロール

  • ステッピングモータを使用した自動制御が可能
  • すべての標準的電子アイテムがLabVIEWドライバにより試料温度と磁場の制御が可能です。他のバーチャル計器との統合により、完全な実験制御を提供

特殊なマグネット

  • V垂直磁場スプリットペアマグネット - これらのシステムは、垂直磁場軸に配向したマグネットを搭載。他の部分は標準的なSpectromagと同一。特殊なシステムは垂直な冷却源/吸収で構成され、メスバウアー分光法にもご利用可能
  • 室温ボア付き水平磁場ソレノイド- 標準Spectromagクライオスタットには、室温ボア付き水平マウントマグネットを搭載した代替テールセットを取り付け可能。これらは特に光線を用いる実験に最適。標準的なマグネットは50㎜室温ボア付きで11テスラが利用可能で、試料は、セパレート型連続フロークライオスタットを用いて2.7Kまで冷却可能
  • 軸方向のみの光学アクセス付き垂直磁場ソレノイド- 標準的なSpectromag クライオスタットは最大18 Tの垂直ソレノイドを装着可能。これらのシステムは、ベースに1セットのSpectrosil B石英窓を付けた1.5-300Kのインサート。特殊なシステムは垂直な冷却源/吸収で構成され、メスバウアー分光法にもご利用可能
  • 高い均一磁場を誇るマグネット- 光学検出磁気共鳴(ODMR)や電子常磁性共鳴(EPR)などの測定用に、より磁場均一性の高いマグネット(10 ppm以下)が使用可能