グラフェン研究のための、完全装備低温インサート付きのスタンドアロン無冷媒マグネット:

サラマンカ大学のDr Enrique Diez はグラフェンの研究を行っていますが、彼はユニークかつ柔軟な無冷媒インサートをセットアップしており、4Kクライオスタット、300mKHe3インサート、10mK希釈冷却器三つとなります。 すべてのインサートには互換性があり、12T、55㎜のスタンドアロン無冷媒マグネットに合わせることができ、一つのクライオスタットで寒剤を利用することなく10mKから40Kまで連続的な測定が可能です。
Dr Diezは、以下のように言っております: "本セットアップは、私たちが行う必要があるタイプの実験に対して完璧な柔軟性を誇ります。私たちは、クライオスタットを変更することなく継続的にミリケルビン温度から室温まで測定を行うことが可能です。利便性だけでなく、本装置は、私たちの測定結果の精度を保証します。
また、室温での量子ホール測定用にスタンドアロンマグネットクライオスタットを使用できます。これは、グラフェンとして特に有用です。グラフェンとは、Dr. Geim とDr. Novoselov(物理学賞2010年ノーベル賞受賞者)によって初めて作られた新素材で、室温において室温で量子ホールプラトーを示します。”
運用コストの削減やヘリウムという希少な資源の非常に簡単な操作が可能という利点もあります。
Dr Diezは、ここ数年間グラフェンの磁気抵抗特性の研究に取り組んできました。彼はグラフェンにおけるプラトー-プラトー転移あるいはプラトー-絶縁体転移の温度依存性を詳しく測定してきました。彼は、グラフェンのプラトー - 絶縁体量子相転移のスケーリング指数を初めて測定しました。