OptistatCF-Vは、オイルフリーポンプを用いて、液体ヘリウム貯蔵ベッセルからトランスファーチューブを介し、熱交換器へと送る、連続フロー(CF)式で動作します("プルモード")。

寒剤はトランスファーチューブのニードル弁によって調節されます。

ポンプからの騒音や振動を消したい場合には、貯蔵容器中の液体ヘリウムを熱交換器を介して加圧することができます( "プッシュ"モード)。

プルモード動作の利点は、ストレージデュワー圧力を監視する必要がない(1気圧のままであるため)まま、クライオスタットを、低い最低温度に至らせ、ヘリウムフローの安定性を向上できるという点にあります。プッシュ・モード動作の利点は、ガスフローポンプの必要性がなく、コストを節約し、貯蔵デュワーを加圧することにより発生する騒音や振動を排除できる点です。

試料は、サンプルホルダー上に配置され、熱交換器との良好な熱接触を保ちつつ、真空中に配置されています。

温度制御は手動ヘリウムフロー制御と電気ヒータからのパワー散逸の組み合わせによって達成され、温度調節器を使用して安定化されます。温度は、熱交換器に取り付けられたロジウム鉄温度センサによってモニターされています。試料位置で温度をモニターするために、温度センサーを余分に試料位置に取り付けることができます。