当社のヘリウムクライオスタット4K真空中試料、は最小のヘリウム消費量を誇り、巨大な試料空間と光路上の窓数をできるだけ少なくする(反射損失を低減する)必要がある実験に適しています。


本製品は汎用性が高く、テールを MicrostatHe2MicrostatHe2 Rectangular tail, のものと交換可能です。顕微鏡および磁気光学カー効果実験等の用途に最適です。

  • 広い温度域:3.2 K-500 K
  • 様々な大きさおよび形状をもつ試料の研究を可能にする大規模な試料空間
  • 集光を要する測定のための優れた光アクセス(f/0.9)
  • 最適化されたビーム透過量(直径23mmの開口部)により、低強度光の検出等の測定のための大きな照射領域を可能
  • 市場で最も経済的な寒剤使用量:低損失トランスファーチューブを使用して、4.2Kで0.45 L / h未満
  • 300 K以上で任意の窓材を使用できるよう、冷却窓が不要
  • 透過強度を最大にするための、取り外し可能な放射遮蔽窓
  • 商業用分析計との容易な統合を可能にするコンパクトな形状
  • 10ピン電気給電線を介した熱交換器の電気測定
  • プルモード(ガス流ポンプを使用して、貯蔵デュワーから試料空間へとヘリウムを引っ張る)またはプッシュモード(貯蔵デュワーを加圧することによる)の両方で動作可能

仕様

操作モード ‘Pull’ mode ‘Push’ mode
温度範囲 2.3 - 500 K 4.2-500 K
サンプルホルダー寸法 20 mm wide x 50 mm long (optical sample holder version has a 12.5 mm aperture)
最大サンプルスペース(space within radiation shield) 30mm wide x 58mm long
温度安定性 +/- 0.1 K (measured over 10 min period)
室温から4.2 Kまでの冷却時間 10 minutes
室温から4.2 Kへの冷却時のヘリウム消費 <1.3 litres
4.2 Kでのヘリウム消費量 <0.45 l/h (see Note 1)
サンプル交換時間 1 hour
クライオスタット重量 2 kg

注1.すべての仕様は、LLTトランスファーチューブとITCコントローラ、2セットのSpectrosil B窓を用いたベースモデルのクライオスタットでの値です。

システムコンポーネント/オプション

代表的なシステムの構成要素は次のとおり

  • 冷却ユニットおよびOptistatCF-Vテールセットを含むOptistatCF-Vヘリウムクライオスタット
  • サンプルホルダ
  • 5セットまでの窓(ラジアル4;アキシャル1)。各セットは、3つのウィンドウ(内装放射シールドと外装ケース窓)が含まれている
  • 寒剤トランスファーチューブ:LLT 700
  • 新しいMercury ITC温度コントローラ
  • 高真空ポンプシステム
  • ヘリウムデュワー

 

オプションアイテム:

  • ガスフローポンプ
  • ガスフロー制御
  • 全温度域に渡って完全に自動化された制御を可能にする自動トランスファーチューブ
  • サンプルへの配線と電気的接続

 

窓のオプション

  • 様々な窓材料を、特定の分光用途に合わせてOptistatCF-Vに装着することができます
  • 非平行面や反射防止コーティングを付けた特殊な窓がご利用いただけます
  • 追加または交換用の窓がOxford Instruments Direct - Cryospares®のオンラインカタログからご利用いただけます。

 

ポンプオプション

  • シンプルなオイルフリーベーンポンプGF4により、3.4 Kまでの動作が可能
  • 2.3 Kまでの低い温度は、EPS40単ステージロータリーポンプにより実現

 

トランスファーライン:

  • オックスフォード・インストゥルメンツ低損失トランスファーチューブ(LLT)では、トランスファーチューブ中に入ってくる液体を取り巻くシールドを冷却するのに、クライオスタットから出てくる冷却ガスを使用。その結果、当社のクライオスタットのヘリウム消費量は市場で最も低く、劇的にコストを削減

    当社ではまた、限られた研究室のスペースでも利用可能な、特別に柔軟なトランスファーチューブを提供。ただし、これは、ガス冷却方式を用いているため、ヘリウム消費量はLLT製品よりも大きくなる。しかし、軽量で、より柔軟なトランスファーチューブを必要とするお客様には最適

  • 自動ニードルバルブは、LLTに取り付けることができ、温度コントローラはヘリウム流量を最適化

 

New OxsoftのIDK機器開発キットソフトウェア

 新しいOxsoftのIDKを使用して、より高いレベルでのコントロールを可能。お客様は、遠隔操作およびプログラム構成をし、お好みの実験制御アーキテクチャをお客様のシステムに統合可能

 

また、交換ガス中にサンプルを配置するクライオスタットをご利用されたい場合には、OptistatCFを参照してください。

操作

OptistatCF-Vは、オイルフリーポンプを用いて、液体ヘリウム貯蔵ベッセルからトランスファーチューブを介し、熱交換器へと送る、連続フロー(CF)式で動作します("プルモード")。

寒剤はトランスファーチューブのニードル弁によって調節されます。

ポンプからの騒音や振動を消したい場合には、貯蔵容器中の液体ヘリウムを熱交換器を介して加圧することができます( "プッシュ"モード)。

プルモード動作の利点は、ストレージデュワー圧力を監視する必要がない(1気圧のままであるため)まま、クライオスタットを、低い最低温度に至らせ、ヘリウムフローの安定性を向上できるという点にあります。プッシュ・モード動作の利点は、ガスフローポンプの必要性がなく、コストを節約し、貯蔵デュワーを加圧することにより発生する騒音や振動を排除できる点です。

試料は、サンプルホルダー上に配置され、熱交換器との良好な熱接触を保ちつつ、真空中に配置されています。

温度制御は手動ヘリウムフロー制御と電気ヒータからのパワー散逸の組み合わせによって達成され、温度調節器を使用して安定化されます。温度は、熱交換器に取り付けられたロジウム鉄温度センサによってモニターされています。試料位置で温度をモニターするために、温度センサーを余分に試料位置に取り付けることができます。

アプリケーション

紫外/可視分光:低温での実験では、電子のエネルギーレベルと固体中の振動モード間の相互作用を明らかにします。

赤外分光:低温赤外分光は、原子間の振動モードの変化だけでなく、超電導体のエネルギーギャップのような他の現象の測定をするために使用されます。

ラマン分光:低温では、観測されるラマン励起に関連したより狭いラインとなります。

フォトルミネッセンス:低温でのスペクトルの特長は、よりシャープでより強いため、入手可能な情報量を増加させることができます。

ケーススタディ:

アイントホーフェン大学(オランダ)のDr Martin Kemerink と Mr Hans GommansはOptistatCF-V2を用いてプラスチック太陽電池のIV特性とアドミッタンス分光の研究を行っております。より具体的には、伝導の物理的起源を突き止めるために、様々な温度で凝縮系有機物質での電子と正孔の移動度を決定することが彼らの目的です。

ダウンロード&詳細情報

当社のOptistat製品のガイドをダウンロードするにはここをクリック

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