OptistatSXM2クライオスタットは、温度可変インサート(VTI)、蒸発ヘリウム冷却式放射シールドと一体化した液体ヘリウム貯留層を内蔵しています。 OptistatSXM2では、サンプルは、動的交換ガス環境下にあり、寒剤が試料スペースに流入し、直接サンプルを冷却します。

液体ヘリウムはニードルバルブを介して貯蔵器からVTIに供給されるため、フローが動作の要件に合うよう最適化することができます。試料スペースの底部にある熱交換器にはヒーターと温度センサが装備されており、試料スペースを流れるヘリウムの温度は温度コントローラにより制御できます。このヘリウムはその後試料上を通り、クライオスタットから出て小型真空ポンプに至り、フローを駆動するのに使われます。その結果、4.2K以下の温度が得られます。

試料はサンプルロッドに取り付けられ、NW50フランジを通してクライオスタットにロードされます。サンプルの交換は、サンプルロッドを取り出し、サンプルを交換し、クライオスタットに再度、ロッドを挿入すれば完了です。

1.6 Kまでの冷却:

大容量ポンプ(標準的に25 m^3/hr)を使用することで、連続フローまたはシングルショットモードのいずれでも達成できます。シングルショットモードでは、試料スペースは、液体ヘリウムで充填されており、これをポンプすることで1.6Kを実現します。最低温度は試料スペース内の全液体ヘリウムが蒸発するまで維持されます。