私たちのヘリウム浴クライオスタットは、高い安定性、低振動分光測定、ナノスケール顕微鏡や、以下の要件を必要とする用途に最適です。

  • 1.6Kから300Kの広い温度範囲
  • 動的交換ガス方式による、試料の優れた制御と安定性
  • 操作トンネリング分光(SPM)や近接場操作光学顕微鏡(NSOM)、原子間力顕微鏡(AFM)などの高レベルな機械安定性が要求される用途に適した、低振動の注1にしめしたデザイン
  • 5分以内の高速な試料交換が可能
  • 効率的な低温デザインで、一日以上の継続的な低温での作動に最適
  • ラジアル窓用による大きな光学アクセス(f/2.2)
  • 汎用性:液体試料用のキュベットや、シンプル/精密な高さの調節型/回転式サンプルロッドを含む、幅広いサンプルホルダー/ロッドが使用可能
  • 10ピンコネクタあるいは有線同軸コネクタを介した、電気測定

 

注1:低振動設計:このクライオスタットは、ヘリウム貯槽からの排気ヘリウムガスを使用して放射シールドを冷却しており、それによってヘリウム消費量を最小限に抑えています。すると、放射シールドを冷却するための、窒素貯留の必要性がなくなり、液体窒素の蒸発に起因する振動の恐れがなくなります。

仕様

サンプルスペース径(mm)  49 mm
 温度域(K)

4.2-300 K (with GF4 pump)

1.6-300 K (with EPS40 pump)

温度安定性(K) +- 0.1K using an ITC controller (measured over 10 min period)
液体ヘリウム貯留容量(L

4L

 4.2 Kでのホールド時間(時間) >= 10
サンプル交換時間(分) 5
光学アクセス  f/2.2 for radial windows

 

システムコンポーネント/オプション

代表的なOptistatSXM2システムの構成

  • OptistatSXM2
  • サンプルロッドとホルダー
  • 5セットまでの窓(4つはラジアル、1つはアキシャル)。どのセットも3つの窓(インジウム密閉型内側窓、放射シールド、外装ケース窓)を含む。標準的に2つの窓にはSpectrosil B窓が備わり、残りの窓には何も備わっていない
  • MercuryiTC温度コントローラ
  • ガスフローポンプ
  • 高真空ポンプシステム
  • 寒剤のトランスファーチューブ

オプションアイテム:

サンプルへの配線と電気接続:配線は、サンプルホルダ上の端子で終結したり、同軸コネクタに配線されます。

 

  • Spectrosil Bつきの2つのラジアル窓と他のブランク窓が標準的なシステムに搭載
  • 様々な窓材料を、特定の分光用途に合わせてOptistatSXM2に取り付け可能
  • 非平行面や反射防止コーティングを用いた特殊な窓がご利用可能
  • 追加または交換用の窓はOxford Instruments Direct - Cryospares®のオンライン・カタログから選択可能

ポンプオプション

  • シンプルなオイルフリーベーンポンプは4.2 Kで動作
  • 1.6 Kより低い温度での利用には単ステージロータリーポンプ(EPS40)が必要

温度制御とオプション

  • クライオスタットシステムは新しいMercuryiTC極低温温度コントローラを内蔵

自動操作:

クライオスタットに自動ニードルバルブが取り付けられている場合は、MercuryiTCは自動的にヘリウムフローを最適化し、動作温度のほとんどの範囲にわたって自動化できます。

ソフトウェア制御

  • オックスフォード・インストゥルメンツのエレクトロニクス製品は、RS232、ISOBUSまたはGPIBインタフェースを用いてOxSoftのソフトウェアによる制御が可能
  • LabVIEWバーチャル計測器は完全なPCベースでの制御と監視を可能にするためにオックスフォード・インストゥルメンツエレクトロニクス製品として提供。これらは完全なLabVIEWデータ集録システムに統合することが可能

操作

OptistatSXM2クライオスタットは、温度可変インサート(VTI)、蒸発ヘリウム冷却式放射シールドと一体化した液体ヘリウム貯留層を内蔵しています。 OptistatSXM2では、サンプルは、動的交換ガス環境下にあり、寒剤が試料スペースに流入し、直接サンプルを冷却します。

液体ヘリウムはニードルバルブを介して貯蔵器からVTIに供給されるため、フローが動作の要件に合うよう最適化することができます。試料スペースの底部にある熱交換器にはヒーターと温度センサが装備されており、試料スペースを流れるヘリウムの温度は温度コントローラにより制御できます。このヘリウムはその後試料上を通り、クライオスタットから出て小型真空ポンプに至り、フローを駆動するのに使われます。その結果、4.2K以下の温度が得られます。

試料はサンプルロッドに取り付けられ、NW50フランジを通してクライオスタットにロードされます。サンプルの交換は、サンプルロッドを取り出し、サンプルを交換し、クライオスタットに再度、ロッドを挿入すれば完了です。

1.6 Kまでの冷却:

大容量ポンプ(標準的に25 m^3/hr)を使用することで、連続フローまたはシングルショットモードのいずれでも達成できます。シングルショットモードでは、試料スペースは、液体ヘリウムで充填されており、これをポンプすることで1.6Kを実現します。最低温度は試料スペース内の全液体ヘリウムが蒸発するまで維持されます。

アプリケーション

    走査プローブ顕微鏡(SPM)、近接場走査光学顕微鏡(NSOM)、走査トンネル分光(STM)や原子間力顕微鏡(AFM)、等の分光に用いられます。
    ケーススタディ:
    Spectrometrie Physique"研究室(グルノーブル大学/ CNRS / CEA)では、OptistatSXM2により、個々の半導体量子ドットからの単一光子生成に使用されています。単一光子は、量子暗号などの量子情報処理に利用されます。

ダウンロード&詳細情報

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専用スペアとアクセサリー

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Mercuryサポート

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