OptistatTMDry トップローディングは、置換ガス雰囲気中でサンプル冷却が可能なシステムです。サンプル交換が容易で、液体やパウダー等の様々なタイプのサンプル冷却が可能です。

OptistatDry シリーズは、無冷媒でヘリウム温度までサンプルを冷却することが可能なシステムです。GM冷凍機搭載で、光学窓付きコンパクトな無冷媒システムです。液体ヘリウムが不要である為、スイッチを押すだけで最低温度まで冷却可能であり、ランニングコストを抑えることができます。また、冷却したサンプルの光学測定及び、電気測定が可能です。

置換ガス方式を採用

OptistatDry - トップローディングは、生物物理、化学の分野でしばしば利用される液体サンプル、パウダーサンプルといった熱伝導度の悪いサンプルの冷却に力を発揮します。真空サンプル室モデルと違って、周りから置換ガスを通して冷却することで、大きなサンプルや熱伝導度が悪いサンプルでも効率的に冷却することができます。

トップローディングサンプルロッド

OptistatDry - トップローディングは、多数のサンプルを測定したい場合にも最適です。クライオスタットが冷却された状態でも、ロッドの交換を通じてのサンプル交換により、短時間でのサンプル交換が可能です。また、クライオスタット本体を固定したままでサンプル交換できるため、光学系のセットアップへ影響を与えません。

OptistatDry - トップローディング

  • 温度範囲  <4 ~ 300 K
  • サンプル交換時間 5分以下
  • サンプルホルダオプション、窓オプション、配線オプション
  • 無冷媒
  • f1 : 開口径15mm
  • 水冷、空冷コンプレッサ

特徴

OptistatDry トップローディングの特徴:

汎用性

  • ラマン、FTIR、フォトルミ測定に対応。
  • メートル規格、インチ規格の両方に対応した架台

アップグレード可

  • モジュラーデザイン採用で、配線オプション、窓オプション、サンプルホルダオプションによりアップグレードが可能。
  • 様々なタイプのサンプルホルダをご用意。

光学窓

  • f1
  • 様々な窓材をご用意。

簡単操作

  • 液体ヘリウム不要。
  • 空冷、水冷タイプの両方のコンプレッサを選択可能。単相200Vで動作します。

仕様

温度範囲 < 4 K to 300 K
温度安定性 ± 0.1 K
冷却能力 ~ 0.2 W at 5 K
サンプルスペース 20 mm diameter
2回目以降の冷却時間 10 K迄 ~ 45 minutes
初期冷却時間 10 K迄 ~ 360 minutes
f値 f1
光学窓径 15 mm diameter

アプリケーション

OptistatDryトップローディングのアプリケーション

可視紫外 分光測定
赤外 分光測定
ラマン 分光測定
フォトルミ 分光測定
電気測定

 

OptistatDry トップローディング - サンプルホルダー&配線オプション

サンプルホルダーと配線オプション

光学用無冷媒クライオスタットOptistatDry トップローディングモデルは、標準システムに温度コントロール用の配線が含まれています。室温部の15ピンMicroDコネクターに配線されています。

サンプルホルダーオプション  

標準オプション

光学測定に適したニッケルメッキ銅製サンプルホルダーのオプションをご用意しております。SH1は、反射測定用サンプルホルダーで、19mm x 19mm迄のサンプルを取り付ける事が可能です。 SH3は、透過測定用サンプルホルダーで、15mmの穴が空いたサンプルホルダーです。


配線オプション:

実験用配線オプションも選択可能です。DC計測、RF計測及び、サンプル用温度コントロールオプション等がございます。

液体サンプル用サンプルホルダオプション

SH7、CVは、液体・粉末サンプル用のホルダです。CVがガラスセル、SH7はガラスセルホルダーです。

SH7 sample holder and CV cuvette - ideal for liquid or powder samples
 

 

OptistatDry トップローディング用 アクセサリ

MercuryiTC 温度コントローラー

MercuryiTC は、OptistatDryの温度制御にご使用いただけます。.クライオスタットにに取り付けられた温度センサーとヒーターをPIDコントロールにより制御できます。操作が容易なタッチスクリーンパネルを採用しております。 リモートコントロール可能です。Ethernet, USB GPIB (オプション).  詳細はここ。 click here.

窓オプション

様々な波長領域の窓オプションをご用意しております。UV、可視から遠赤外、テラヘルツまで対応可能です。.

詳細は、こちら。click here.

 

 

 

真空排気用ポンプ

OptistatDryシステムをご利用いただくには、 真空度10-4 mbar以下まで排気可能なポンプが必要です。このポンプは、サンプル交換の度に必要とされます。この目的のために、ターボ分子ポンプ H4-600 と H4-601 のポンプオプションをご用意しております。.H4-601 は、真空ゲージ、バルブ、配管等付きのオプションです。

 

 

 

 

 

 

スペアキット

OptistatDryシステムの立ち上げ、メインテナンスに必要な道具類です。ドライバ、O-リング等を含んでいます。

 

OptistatDry トップローディング - 動作原理

OptistatDryは、GM冷凍機を使用したシステムです。コールドヘッド(SHI製 RDK-101D)をメイン要素として、水冷及び空冷コンプレッサー及び、配管を含みます。冷媒としてヘリウムガスを使用し、循環式のシステムです。コールドヘッドは、二つのガスラインと電気配線が繋がっています。ガスラインの1つが供給ライン、もう一つが戻りラインです。コンプレッサーからの適正な圧力のヘリウムガスの供給により、コールドヘッドの2つのステージから規定のクーリングパワーを得ることができます。

OptistatDry トップローディングモデル - 無冷媒のメリット

OptistatDry トップローディングモデル - 新製品光学用無冷媒クライオスタット

最近、多くの研究機関がOptisatDryに代表される無冷媒クライオスタットの採用を決めている。以下のコスト削減のポイントをご覧ください。無冷媒OptistatDryを採用することで、どれだけコストが削減できるかがお分かりいただけるかと思います。

コスト削減のポイント

冷媒コスト

 

冷媒コストは、研究室の運営費に影響してきます。OptistatDryは、完全無冷媒ですので、冷媒コストを削減することができ、研究費の運営費を別の用途に活用することが可能となります。

冷媒の入手可能性

 

冷媒を使用した実験では、より実験計画を組むことが難しくなります。場合によっては、冷媒が入手できないために、実験が遅れ、研究成果の発表に影響がでてくることもあります。OptistatDryは、無冷媒ですので、200Vの電源供給さえあれば、24時間365日、実験を続けることが可能です。


 

冷媒の取扱上のリスク

 冷媒取扱上のリスクには、下記のようなものがあります。:

  • 窒息の危険
  • 液体酸素の濃縮による発火の危険
  • 冷媒容器の入り口閉塞による爆発の危険
  • 冷媒やそれによって冷やされた金属にふれることによる凍傷の危険

これらの危険は、致命的なものになることがありますので、ここの機関においてローカルのルールを決め、遵守することがお必要となります。OptitatDryは、冷媒を一切必要としないため、上記の危険がありません。

冷媒使用に関する、安全教育実施の必要性                             

冷媒の液化装置を運用していくためのコストは膨大なものとなります。これには、液化装置の運転、メンテナンス費、スタッフのトレーニング費が含まれます。 

冷媒用の大きな容器は、研究室の実験スペースを占領します。また、安全のための酸素モニター、警報等は、効果でコストがかかります。また、冷媒を使用するメンバーに対する安全教育の為のコストも発生します。

OptistatDryは冷媒を使用する必要がなく、これらのコストを削減できます。