2013年度ミレニアム・サイエンス・フォーラム開催 ~2013年度「サー・マーティン・ウッド賞」受賞者決定~
2013年11月18日

日英の物理学の分野における研究及び人的交流を一層促進することを目的とした、2013年度「ミレニアム・サイエンス・フォーラム」(会長:東京大学名誉教授 三浦 登氏)が、11月13日(水)駐日英国大使館(東京都千代田区)において、サー ピーター ウィリアムズ氏(大和日英基金理事長)、樽茶清悟氏(東京大学教授)をゲストスピーカーに迎え、約100名の日英物理学研究者、学識者の出席のもとに盛大に開催された。

このフォーラムでは、年に一度、凝縮系科学分野において、最も優れた業績を挙げた若手研究者(40歳以下)に対して、「サー・マーティン・ウッド賞」を授与することとしている。この2013年度「サー・マーティン・ウッド賞」受賞者の表彰が今回のフォーラムにおいて行われた。

非常にレベルの高い応募者の中から、柴田直哉氏(39歳、東京大学工学系研究科総合研究機構准教授)が、第15回サー・マーティン・ウッド賞を受賞した。受賞の対象となった研究題目は『先端的走査透過電子顕微鏡の開発と物質材料科学研究への展開』である。サー・マーティン・ウッド賞選考委員会による厳正なる審査の結果、その物理学界に与えるインパクトの大きさ、独自性、研究のクオリティ、将来性が高く評価され、今回の受賞に至った。

受賞者には①英国の大学への講演旅行の目録、②賞金(50万円)、③記念メダルが、ヒッチンス駐日英国大使から手渡され、その後、受賞者による記念講演が行われた。

ミレニアム・サイエンス・フォーラムとサー・マーティン・ウッド賞について

ミレニアム・サイエンス・フォーラムは、①日本において凝縮系科学分野に関する科学技術研究に従事される研究者の方々に交流の場を設けること、②凝縮系科学に関わる若手研究者を激励し、刺激を与えること、③日英の科学技術交流の場を増やすこと、を目的として運営されている。

フォーラムの活動は、以下の2つである。

  1. 年一回、英国大使館において、日英からゲストスピーカーを招き、科学技術に関わる有識者及び研究者によるフォーラムを開催する。
  2. 日本の若手物理学者の研究活動促進の一助として、オックスフォード・インストゥルメンツplc.創設者の名にちなみ、「サー・マーティン・ウッド賞」を創設し、フォーラムにおいて受賞者を表彰する。

尚、このフォーラムは、駐日英国大使館、文部科学省、日本物理学会、応用物理学会、日本化学会、日本金属学会、日本結晶学会、日本放射光学会、日本磁気学会、日本中性子科学会、日本表面科学会、低温工学・超電導学会、読売新聞社、朝日新聞社、日本科学技術ジャーナリスト会議、在英国日本国大使館(英国内講演会のみ)、英国物理学会が後援し、オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社が協賛している。

ミレニアム・サイエンス・フォーラム運営委員会について

ミレニアム・サイエンス・フォーラムの運営は、以下の学識経験者からなる運営委員会によって行われている。

三浦 登(委員長) 東京大学 名誉教授
北澤 宏一      東京都市大学 学長
遠藤 康夫      東北大学 名誉教授
川合 眞紀      東京大学大学院 教授 / 独立行政法人理化学研究所 理事
西村 吉雄      技術ジャーナリスト
高橋 真理子     朝日新聞編集委員
北浦 二郎      オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社 前代表取締役社長
ロビン ニコラス    オックスフォード大学 教授
サー ピーター ウィリアムズ  大和日英基金 理事長

サー・マーティン・ウッド賞選考委員会について

サー・マーティン・ウッド賞は以下の学識経験者からなる選考委員会によって、厳正なる審査のもとに選出される。

福山 秀敏(委員長) 東京理科大学 副学長
大野 英男      東北大学電気通信研究所 所長
北岡 良雄      大阪大学大学院 教授
髙柳 英明      東京理科大学 教授
加藤 礼三      独立行政法人理化学研究所 主任研究員
髙木 英典      東京大学大学院 教授
川﨑 雅司      東京大学大学院 教授
永長 直人      独立行政法人理化学研究所 強相関物理部門長

第15回サー・マーティン・ウッド賞受賞者 柴田直哉氏の略歴

1973年12月25日生まれ
1997年3月  東京大学工学部材料学科卒業
2003年3月  東京大学大学院工学系研究科材料科学専攻博士課程修了(工学博士)
          (2000年4月~2003年3月 日本学術振興会特別研究員(DC1))
2003年4月  日本学術振興会海外特別研究員/米国オークリッジ国立研究所客員研究員
2004年7月  東京大学大学院工学系研究科総合研究機構助手/助教
          (2007年10月~2011年3月 (独)科学技術振興機構さきがけ研究者兼任)
2011年6月  東京大学大学院工学系研究科総合研究機構准教授
          (2011年12月より、(独)科学技術振興機構さきがけ研究者兼任)
         現在に至る

【お問い合わせ先】

〒140-0002東京都品川区東品川3-32-42 ISビル
オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社内
ミレニアム・サイエンス・フォーラム事務局 
黒澤 英美
TEL: 03-6732-8966 FAX: 03-6732-8938
E-mail:msf@oxinst.com
 

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