オックスフォード・インストゥルメンツは分析システムAZtecの新しいバージョンをリリースしました。
2013年2月26日

電子顕微鏡用分析装置で世界的シェアを持つオックスフォード・インストゥルメンツ社は、EDS、EBSD分析ソフトウェアAZtecの新バージョンをリリースしました。このバージョンのAZtecは新しいプロダクト、新しい分析機能、そして2010年春のリリース以来世界中のAZtecユーザーの皆様からいただいた50以上の提案を含んでいます。.

EDSモジュールのAZtecEnergyは、SEMにおいて非破壊で薄膜やコーティング膜の膜厚と組成を測定する新しいソフトウェアプロダクト LayerProbeを内蔵しています。またAZtecEnergyは、試料に存在する相の自動マッピングによって元素分析機能を拡張する新しいソフトウェアモジュール AutoPhaseMap も内蔵しています。AutoPhaseMapは、わずか100nm幅の粒子の相を解析します。このことで最初は存在を考えていなかった元素を含有する相を検出でき、以前に収集した保管済X線データを再処理する必要があるかもしれません。オックスフォード・インストゥルメンツは5つのアプリケーションノートをリリースしています。

EBSDモジュールのAZtecHKLは、指数付け自由度を増した、再データ収集を必要としない再解析ツールを含んでいます。さらにEBSDと同時収集したEDSデータはオリジナルデータセットの再解析をアシストします。新しい前方散乱イメージングアプリケーションは最大6つの個別イメージを同時収集します。デフォルトイメージは自動で最適化と収集がなされるか、または方位、形状、原子番号コントラストをより強調するすべての方法が混合されます。最後に収集中のリアルタイムデータモニタリングが拡張され、「その場」でのデータ検証能力が上がりました。 

Del Redfern (NanoAnalysis Marketing Director)はこう述べています。「お客様にはこの新しいAZtecを心から気に入っていただけるでしょう。さらにパワフルで、材料解析のより深い見識を提供し、使いやすさ向上にご提案いただいたたくさんの機能を追加しています。」